スタッフブログ 2024.12.10
こんにちは。瀧口建設スタッフの金子です。
12月も中盤となりました。今年も徐々にカウントダウンです。冬本番の寒さも続いてますね。
今回は、室内環境について”音”の視点から見ていきます。
【音の反響ってどんなもの?】
突然ですが、みなさんお風呂で歌ったりしますか?
お風呂ってよく声が響きます。
反響があるんで、つい口ずさんで遊んでしまうのは私だけではないのではないでしょうか。お恥ずかしながら。
この "音が良く響くね" という「反響」ですが、ちょうどよい塩梅だったらいいのですが、好きな曲を聴く時など、あまりに反響が強すぎると少し気になったりもします。
自分が演奏する場合ですと、お風呂場で歌うのと同様に爽快感があっていいのですが、
録音がしたいという時は若干話が変わってきます。
録音するときは、反響音が過度にある場合、演奏をピタッと止めた直後、せっかくの余韻が反響音でぼやけてしまうこともあります。
スカッとした気持ちのいい音がしっかり録音できない状況となります。
この反響ですが、とにかく 『物を置く』 ことで和らげることができます。
最初に部屋の間取りと構成を考える時、しかるべきポイントに、本棚を置く、洋服ダンスを置く、等、工夫することで反響をある程度押さえることができます。
【部屋の音とマイク性能】
実際に録音してみると今どきのマイクは優秀で、ちょっとしたかすかに椅子を引く音まで、しっかり録音してくれるのです。
というわけで次回、実践として、実際に私の生活している個室で計測してみた結果をご案内してみようかと思います。
測定内容としては、
マイクの位置を変更したときにどうなるのか、音の高低差でどのくらい音の響きが跳ね返りやすいか、窓際の音はどうなのか等を中心に測定してみようかと思います。
この反響音、テレビで小さめの音で流すくらいであれば、そんなに気にならないかもしれません。
このテレビのボリュームをある程度大きくしていき、ちょっと大きめの音で楽しむ時には、若干気になるようになってきます。
お昼の時間帯に、ちょっと大きめの音でピアノを練習する、弦楽器・管楽器を練習する、といったとき、大きい音だと跳ね返ってくる音も大きく聞こえます。
ピアノのタッチや弦のはじき方でも音は変わりますが、使っている楽器に加え、どんな構成の部屋で演奏しているかによっても音質や残響は少し変わってくるのです。
というわけで、この『若干』を、次回のブログにて一度、従来の良くある普通の部屋で、間取りや棚の位置と共に計測してみていく流れとなります。
よろしければまたこちらのブログもよろしくお願いいたします。
~次回に続く~
設計 金子
浜松市在住 趣味は音楽・釣り・フットサル等
お客様の要望を叶えるため、日々、尽力中です。
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