スタッフブログ 2024.07.03
皆様、こんにちは😊
住宅アドバイザーの熊岡です🐻
先日の大雨で被害のあった地域もあるようですが、皆様大丈夫だったでしょうか?
不安定な天候が続いていますが、お体に気を付けてお過ごしください!
さて、前回のブログでは、~照明設計の秘訣~第一弾をお届けいたしました。
本日は、第二弾となります!
⇩ぜひ、前回のブログもあわせてご覧ください👀
~心地よい灯りを実現する照明設計の秘訣~vol.1|瀧口建設株式会社|浜松の注文住宅/自然素材を生かした家づくり (takiguchi.net)
1.『心地よい照明の基本』
【照明設計の秘訣について】第二弾は、灯りの考え方&器具選択の基本②について、分かりやすくお伝えしていきます!
① ベース照明を計画する際の注意点。
1.照らしたくないものを照らしていないか確認する
●照明計画はプランの方向性が定まった段階で始めることが大切です。
必ずお施主様に住まい方や灯りの好みを聞き取ります。
もし、暮らし方が曖昧で家具配置が決まらない場合は、ペンダントライトなどは用いずに計画しましょう。
●まずは、レンジフードやエアコンなどの配置を把握するために天井伏図を確認し、器具の配置を検討しましょう。さらに、窓と建具の干渉はないか、エアコンや冷蔵庫などを照らしていないかなどの確認をしましょう。
2.ベース照明は間接照明から検討する
●ベース照明はダウンライトか間接照明が多い。
まずは、器具が見えづらく、空間が引き立つ間接照明で検討。不足をダウンライトなどで補う。
●ベース照明を間接照明にする場合、最初に効果的な壁や天井を確保。次にアイキャッチで空間にアクセントを加える。さらに作業性を考慮して手元灯やスタンドを追加する。
➁ 間接照明の明るさを保つための注意点
1.間接照明は何もない大きな壁や天井と一緒に計画する
●間接照明は壁や天井を照らす手法になります。
しかし、壁には窓や建具を設けることが多く、壁の面積が少ないと間接照明の効果も落ちます。
天井に付属品を設けることは少ないですが、『天井カセット型エアコン』や給気口などに注意が必要です。
➡間接照明で天井を照らす場合、あごが必要。壁を照らすには天井面を引っ込めて、天井裏に溝のようなスペースを設ける。日中の見た目は後者のほうがすっきりする。
2.木板や濃い色の仕上げだと間接照明の明るさは2割減になる
●間接照明は壁や天井に2~3割に光が吸収される。濃い色や木板の壁や天井だとさらに暗くなる。
それを見越して器具を選定しましょう。
➡器具は寸法よりも明るさを優先して選ぶと良いが、心配な場合は調光器を活用するのも良い方法です。
③ ダウンライトを配置する際の注意点
1.ダウンライトは最小限の器具類とし、芯を意識して配置する
●コストや空間の形状から間接照明が採用しづらい場合、ダウンライトを用いる。
ダウンライトは天井に穴をあけるので余計な線が増えるため、できるだけ器具を増やさないように計画する必要がある。
●ダウンライトは直線上に配置しさらに仕上げ芯や建具芯に合わせることですっきりした印象になる。
特に建具にかかる光がずれると不自然になるので要注意。
④ 作業用の灯りを検討する際の注意点。
1.テーブル面だけを照らして人は照らさない
●キッチンやダイニングなど、炊事や食事を行うスペースは手元を明るくしましょう。
ただし、人に光を当てると影ができるため、テーブル上を狙って照明器具を配置する。
LDKなどに設けるデスクスペースの照明も同様の考え方になります。
●さらにキッチンやダイニングには高演色性の光源を採用することもあります。
このうような光源は、下記3点のメリットがあります。
①食材の色が良く見えるので鮮度や調理の状況を把握しやすい。
②つくる人の気分も良くなり、
③盛り付けに立体感が出て美味しそうに見える。
2.手元灯や鏡前にはブラケットや間接照明を活用
●キッチンの手元灯には、吊り戸棚下にライン照明などの器具を設置することが多いです。
吊り戸棚を設けない場合、正面の壁に間接照明を仕込んだり、ブラケットライトを設置すると良いでしょう。
●洗面所は鏡の左右または上下に照明器具を設置することで、顔の影ができにくくなり化粧や髭剃りがしやすくなります。また、演色性の高い光源を用いると顔色が良く見えるので作業性が高まります。
長くなるので、第二弾はここまでとします!
これからお家を建てる方、今まさに計画中の方は是非参考にしてください😊
次回は、第三弾『灯りの考え方&器具選択の基本③』となります。
お楽しみに🐻
住宅コーディネーター、福祉住環境コーディネーター2級
🌸近況🌸
先日、プライベートで岐阜県多治見市に行ってきました!
多治見市といえば、1300年の伝統ある美濃焼の歴史や技を受け継ぐまちとして有名です!ちなみに私も、型おこしと電動ろくろの体験をしてきました🍵
また、オススメしていただいたモザイクタイルミュージアムにも行ってきました!
施釉磁器モザイクタイルの生産量日本一の多治見市にある、タイルの博物館です。
銭湯の壁の絵のようなものから芸術作品まで、タイルというものを改めて知る機会になりました😊
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