自然素材を生かした「こだわりの家」
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スタッフブログ 2024.05.21

~心地よい灯りを実現する照明設計の秘訣~vol.1

皆様、こんにちは😊

住宅アドバイザーの熊岡です🐻

 

夏の始まりを感じさせる季節となりましたが、

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

前回のブログでは、ウッドワンキッチンの各シリーズをご紹介させていただきましたが、

今回のブログから、照明設計の秘訣について7回に分けて皆様にお伝えしたいと思います!

ぜひ、最後までお付き合いくださいませ😊

 

⇩ぜひ、前回のブログもあわせてご覧ください👀

魅力あふれる無垢の木のキッチンシリーズ紹介|瀧口建設株式会社|浜松の注文住宅/自然素材を生かした家づくり (takiguchi.net)


なぜ、今回照明設計についてのブログを書くのかというと、住宅は採光や日射取得を最優先して設計されていますが、実際には日没後の滞在時間が長い人が多い中で、日没後の時間帯の家の価値を左右するのが、照明だと思っているからです。

間取りプランの方向性が定まった段階で照明計画を始めることで、空間の魅力や暮らしやすさを向上させる照明設計ができると考えています。

 

1.『心地よい照明の基本』

 

上記の写真は弊社の施工事例となりますが、印象はいかがでしょうか?

温かみのある空間であることがお分かりいただけるかと思います。

弊社では、素敵な空間の魅力をさらに引き出し、お施主様の暮らしが豊かになるような照明計画を考えております。

 

【照明設計の秘訣について】第一弾は、灯りの考え方&器具選択の基本①について、分かりやすくお伝えしていきます!

 


① 灯りを整えるための基本的な考え方。

1.最小限の灯りを整えると空間が引き立つ

●住宅における灯りの基本的は『必要な場所だけ』に灯りを配置して『必要な時だけ』に点灯することです。

夜は明るさを抑えた空間になりますが、体内時計を整えるには良いと思います。

➡人間は暗さに順応するため、最初は暗く感じていても住んでいる間になじみます。暗めの場所があるとペンダントライトなどの意匠照明が引き立ちます。

 

2.照明器具は少なめにして位置変更や追加ができるようにしておく

●一方で、明るさの感覚は個人差が大きいことが分かっています。

特に年配の方や弱視の方は明暗の差が苦手で均一な灯りを好むためため、調光・調色器で調整できるようにしておくと良いでしょう。

●ライフステージの変化で家具配置などは変わるため、その都度スタンドライトの位置を変えたり、買い足して対応するのが合理的です。

 


➁ 明るさを計画する際の注意点

1.3種類の灯りを組み合わせると空間が引き立つ

●灯りを整える際には、ふわっとした光、ぴしゃっとした光、きらっとした光の3種類を組み合わせることで、空間の立体感が高まり、心地よさも高まります。

2.明るさはルーメンで把握すると間違いない

●3種類の灯りを組み合わせる上で明るさや色温度に配慮する。
明るさは光束(lm=ルーメン)の値を参考にしてください。
➡1畳あたり200~300ルーメンあると落ち着いた雰囲気、400ルーメンは適度な明るさ、500lルーメンは明るめの目安となります。

●明るさは『白熱電球◯W相当』という表現もされますが、同じ60W相当でもメーカーによって数値が異なります。このほか同じメーカーの器具でも直径や配光角度の違いで明るさは異なります。
➡そのため、明るさは器具ごとにカタログで確認することが大事です。

 


③ 色温度を計画する際の注意点 

1.間接照明は仕上げ材によって色温度を変える

●色温度も雰囲気に影響を与えます。リビングなど団らんの空間には電球色2700Kが適しています。
電球色なら少し白っぽい3000Kも良いです。
間接照明などで壁を照らす際は、素材や色にも配慮する必要があります。

●白い壁にあてる光は2700K、木が多い建物は3000Kが適しています。
木に2700Kの光をあてると少し暑苦しく感じるかもしれません。

同一空間では、色温度2700K~3500K(温白色)の範囲は混ぜても違和感がありませんが、2700K~5000(昼白色)まで広げてしまうと不自然になるので注意しましょう。

 

2.作業空間は色を見分けやすい色温度3500K(温白色)が良い!

●洗面やキッチン、WICなどの作業空間は、日中に外で見る色に近い灯りが良いとされています。

・電球色だと黒とネイビーが判断しづらいため、白い光を混ぜることで認識しやすくなります。
・キッチンの手元灯は色温度3500K(温白色)が良いと思います。

➡5000K(昼白色)以上の白い光はまんべんなく光っていないと薄暗く、居心地が悪くなりやすいので、灯数を多めに設置するなど明るめに設定すると良いでしょう。

 


長くなるので、第一弾はここまでとします!

これからお家を建てる方、今まさに計画中の方は是非参考にしてください😊

次回は、第二弾『灯りの考え方&器具選択の基本➁』となります。

お楽しみに🐻

 


住宅コーディネーター、福祉住環境コーディネーター2級

🌸近況🌸

GWにお部屋の模様替えを実行しました!
パイプベッドやチェストを断捨離したことで、空間がスッキリ✨
勢いにのって、玄関収納、廊下収納、ワークカウンターをDIYをしようと部材を購入しましたが、未だ手つかず。。。
以前は、自宅のキッチンカウンターを一人で製作したので、頑張ればできるはずだと思っています😊


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