スタッフブログ 2024.12.15
瀧口建設 お客様サポートの清田です。
朝、布団から出るのに苦戦しています。(笑)
全館空調があれば・・・朝起きるのも楽なんですけどね。
最近、ちょっとショックなニュースがありました。
女優の中山美穂さんが自宅の浴槽で亡くなったニュースがありました。
若いころから、歌やドラマを見聞きしていた私としてはとても残念でなりません。
亡くなられた場所も浴槽内ということで、ヒートショックによる溺死ではないかと
の話もでていましたね。
冬になるとヒートショックをはじめ、家庭内の事故が意外と多くなりますので、
今回のブログでは、「冬に起こる家庭内事故」についてお送りしたいと思います。
ちなみに、自宅で起こる事故は年間の交通事故で亡くなる方よりも多いそうです。
厚生労働省の2023年の人口動態統計によると家庭内の不慮の事故で亡くなれた方が
16,050人、交通事故で亡くなられた方が 3,573人というデータが出ています。
なんと、交通時の約4.5倍の方が家の中で亡くなっているという事になります。
外よりも家の中が案外と危険だという事がわかると思います。
では・・・自宅で亡くなる場合の死因は何かというと
不慮の溺死・溺水が約40%、窒息が25%、転倒等19%・・その他とのような割合に
なっています。
溺死の要因としては、主に「ヒートショック」によるもだと言われています。
暖かい居室から寒い脱所で服を脱ぐと血圧が上がり、浴槽につかり血圧が急に下がることで
気を失うことで、溺死してしまうことになります。
出典:社会福祉法人 近江ちいろば会 様 ホームページより
これは、お風呂だけでなく夜のトイレでも起こりえます。
暖かい寝室から、寒い廊下を通ることでトイレにいくことで血圧が上昇し、排尿や排便で
血圧が低下してしまうことで心筋梗塞や脳卒中を起こしてしまう可能性もあります。
※出典:たのシニア 様 ホームページより
では、ヒートショックを回避するためにすべきことは何かという事ですが
一番は「全館暖房の家に住む」や「大規模なリフォームして断熱改修」をする・・・
というわけにはいきませんので、まずは下記のような簡単な対策をしてみてはいかがで
しょうか?
■ヒートショックを防ぐ方法!
・脱衣所や浴室、トイレなど、冷え込みやすい場所を暖房器具で温める
・居室から浴室などの移動時には厚着やスリッパをはいて移動する
・お湯の温度は41℃以下、お湯につかる時間は10分程度を目安にする
・入浴前に水分を摂取する
・食事直後や飲酒後は入浴しない
・窓まわりは熱が逃げやすいので、内窓を設置するなどの断熱改修を行う
・浴室をユニットバスに改修することで断熱性を向上させる
上記以外にも色々とありますが・・・
私の自宅では、ヒートショック対策として脱衣所に「ウォールヒート」を導入してい
ます。過去のブログで取付等について記事を上げていますので見てみてください。
ちなみに、2番目の死因の窒息ですが、このうちの2割の要因は「お餅」によるも
のだそうです。高齢になると、噛む力も弱くなりますのでお餅などは小さくして食べるよう
に気を付けてください。
さて、今回のブログはいかがだったでしょうか?
冬の家庭内事故について少しですが参考になったと思います。
これから冬本番・・・まだまだ寒くなりますのでお体には気をつけてください。
お客様サポート 清田
12月もいよいい2週間切りました。まもなく師走そして新年! ラストスパートで頑張っていきたいと思います。
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