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スタッフブログ 2024.11.21

理想のおうちづくり計画⑧窓から考える:防犯対策ガイド

こんにちは。設計担当の榛葉です😊

各地で初冠雪が確認されるようになってきましたね!
いよいよ冬がきたな…と思い憂鬱です😭

 

さて、前回のブログに引き続き窓を掘り下げていきたいと思います。
最近よく聞く闇バイト。連日ニュースでも取り上げられていますが…住宅の防犯って本当に大切だなと感じます。

今回は防犯対策に焦点をあてて窓を考えていきます。

【警察庁ホームページ 住まいる防犯110番】 には、侵入窃盗・侵入強盗に関連するデータが挙げられています。

刑法犯認知件数は、平成8年から平成14年にかけて増加し続け、同年には約285万件に達しました。
その後、平成15年からは減少に転じ、令和3年まで減少してきましたが、令和5年は70万3,351件と、戦後最少となった令和3年から2年連続して増加(前年比17%増加)しています。
このうち、住宅を対象とした侵入窃盗の認知件数については令和5年は1万7,469件と増加(前年比11.3%増加)に転じています。
 また、最近では、宅配業者を装う、窓ガラスを破壊して住宅に押し入る等悪質な手口による侵入強盗事件が連続して発生しています。
御自身や御家族の安全と財産を守るため、侵入犯罪の現状を確認しておきましょう。

 


1.侵入は窓から!

グラフを見ると窓と表出入口からの侵入が非常に多い傾向となっています。
また侵入手口としては、無締まり(カギのかけ忘れ)に次いで多いのは、ガラス破り。
カギが閉まっていても、ガラスの一部を破り、そこから手を差し入れてクレセントを回して解錠してしまうのです。
こうしたデータから、窓の防犯対策がどれほど大切かということが分かります。
まずは、窓やドアの施錠を確実に行いましょう🔑

 

 

 

2.5分が分かれ目!

データを見ると侵入に手間取り5分かかると侵入者の約7割はあきらめ、10分以上かかると侵入者のほとんどはあきらめるといいます。
「侵入に時間をかけさせる」。これが、侵入されるかどうかの大きなポイントになります。
このことから、建物部品が5分以上耐えうることなどが、防犯性能の一つの基準となっています。
防犯性能の高い建物部品(CP部品)を活用するなど、窓とドアの防犯対策を行いましょう。

 

※CP部品とは 5団体防犯建物部品普及促進協議会HPより(https://www.bouhan-cp.jp/cp_about.html)
防犯性能は、人為的破壊行為による侵入手口に対する抵抗力を示すものです。
侵入者がピッキングやドア錠のこじ破りなどの行為を開始してから建物内部に侵入可能な開口になるまでの時間を「抵抗時間」と呼び、
商品ごとに定められた試験を行い、抵抗時間が5分間以上であることを確認されたものが「防犯性能の高い建物部品」(CP部品)として公表されています。

 


3.簡単に侵入させない!

上記の内容より、侵入しにくい防犯環境をつくることが大切だと分かります。
では、具体的にどのような対策ができるのか、挙げていきたいと思います。

 

 

・二重窓に
 
既存の窓の内側にもう一つ窓(内窓)を設置して二重窓に✨

侵入に時間がかるのはもちろん、侵入をためらわせる効果も期待できます。

また、防犯面だけでなく防音・断熱などの効果も見込めます。

 

 

 

 

 

 

 ・ガラス破りに強いガラスを選ぶ
 
ガラス破り対策として「安全合わせ複層ガラス/防災安全合わせ複層ガラス」が有効です。
2枚のガラスの間に中間膜をはさんであるので、ガラスを破壊しようとしても、ヒビが入るだけで割れにくいという効果があります。
特に、昔からの単板ガラスを使っている場合は窓ガラスの交換をおすすめします。

●安全合わせ複層ガラス(UVカット機能付)
 ガラス破り対策に有効で、防犯機能アップ。
 優れた耐貫通性で、こじ破りや打ち破り対策に有効です。
 紫外線をほぼ100%カットするので、紫外線対策にも効果的。官民合同会議が定める「防犯性能の高い建物部品」です。
 
 特殊中間膜と外周部の封着材によりガラス破りに強く割れても飛散しにくい為、地震にも安心です。
 ※安全合わせガラスに組み合わせるもう一方のガラスは一般のガラスと同じ割れ方です。

●防災安全合わせ複層ガラス(UVカット機能付)
 安全合わせ複層ガラスよりも更に貫通リスクや飛散率を低減させ、台風等の防災時の飛来物の衝突も想定して設計されています。
 
 ・シャッターや雨戸、面格子の取り付け

 

 

 

 

 

 


掃き出し窓などの大きな窓には、窓をしっかりガードできるシャッターや雨戸の設置がおすすめです。
ガラス破り対策としてはもちろん、台風時の飛来物からも窓ガラスを守ります。
小さい窓には、面格子がおすすめです。防犯性を上げるだけでなく、目隠しにもなります。

 

 ・開けづらいクレセントや補助錠をつける
 こちらはDIYで対応できるものが多くあります。
 ご自身でもできる防犯対策を!

 

参考:LIXIL | 窓まわり(網戸、サッシ・アルミサッシ 等、サイズ別)

新築でもリフォームでも、侵入をためらわせ、手こずらせ、諦めさせる窓を計画することが大切です。
窓を考える時は、防犯についても一緒に考えていきましょう😊

 

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設計

子育て奮闘中。海が大好き。

大海原のようにおおらかな心で子育てをしたい!理想は!

 

 


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