自然素材を生かした「こだわりの家」
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社長ブログ 2020.08.01

建物維持管理 10年経過。実施すべきメンテナンス。

 

たいへん重要な、お話です。         

 

事務所に問い合わせが入り、構造見学会にご来場のお客様

ご希望で、ご自宅訪問してヒアリングと状況確認をさせていただきました。

既に、塗装業者、外壁会社、数社とお話され、今後の方針を検討されている

様です。外壁を剥がして、再施工の話が、進んでいる状況です。

 

築20年の建物。 一見すると、何の問題も無いような状況。

しかし、良く見ていくと、問題点が見えてきます。          

 

外壁の繋ぎ部分。シーリング箇所が、完全に切れています。 

状態は、要注意のイエローカード状態。雨漏り問題、予測されます。

すぐに対応すべき状態です。

 

雨の多い梅雨から台風時。外壁の雨漏り問題。切実な問題。

外壁サイディングは、反り始め、外壁クラックも、散見されました。

 

ヒアリングをすると、20年間 一度も、外壁のメンテナンスを実施されて

いないとの事でした。せめて、外壁シーリング箇所の再施工を実施して、

保護膜が確保されていれば、まだ、外壁の維持状態は、まだ良かったのではと思われます。

大変悔やまれる場面です。結果的に、大きな代償が掛かってきます。

外壁張り替えも、視野に入っている状態です。

 

目安として、10年経過した建物は、メンテナンスをお勧めします。

今回は、ヒアリング中心でしたが、幾つかのご提案もしています。

建築士として、管理建築士として、どの様な対処をすべきか、能力を試される

案件と判断しています。建物のホームドクターとして、力発揮しようと思います。

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