自然素材を生かした「こだわりの家」
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社長ブログ 2019.07.08

築32年 見えないところで、瑕疵発生していました。

浜松市中区布橋町の現場 築32年 のまだそれほど古い建物ではありません。

リセット工事の為にスケルトン解体を実施した結果、想像以上の現実に、驚いています。

浴室のあったところ、たぶん水漏れが原因と思われますが、柱が、土台が腐って存在していませんでした。

築年数が、まだそれほど経過していない建物であっても、水廻りの箇所の劣化は、慎重に対処すべきです。

建物の耐震性を低くしてしまい、人命に関する事故も発生しかねません。

 

要注意箇所の一番は、やはり浴室ですね。ユニットバス施工の場合は、防水性が確保されており、

おおむね、大きな問題を生じているケースは、少ない様に見受けられます。

問題のあるのは、在来工法の造り付の浴室の場合です。

今回も、その典型的症状が、発見できました。

白蟻ではありません。水が漏れていて、木部が常に、湿気のある状態。

カビ、腐朽菌等、微生物の影響と思われます。木が腐り果て、無くなっています。

この様な現象に直面すると、ユニットバスの優位性は、強く感じます。

 

今回の着手前の建物精密診断は、評点0.73という数値が出てきましたが、

この様な、瑕疵が発見されると、実際には、もっと評点下げられても、致し方ないと判断します。

 

建物の健康診断を実施して、間取りの修正を実施して、建物補強計画を実施しています。

目標 評点を1.0ではなく、基準値の1.5倍の評点1.5を目指して工事が進んでいきます。

 

本日は、工事に携わる精鋭部隊が、現場に集結して、同じ状況下において、建物に向かい合い

今後の補強計画。今回は、基礎に重点を置き、基礎補強をどの様に進めていくか、図面指示の為の

現場立ち会いを実施したわけです。

隠蔽部が、見える化され、具体的補強方法。撤去すべき柱・梁。また補強箇所の補強の仕方を

柱1本単位で、すべての箇所をチェックしてまいりました。

5人のスタッフが、現場にて、2時間 厳格な診断と意見交換を実施しています。

 

今後のスケジュールも決まりましたので、打ち合わせ内容を図面化行い、まずは基礎業者に、

大工職に、図面説明、作業指示をしていきます。

 

かなり、面倒くさい作業過程ですが、その都度、新しい問題個所に遭遇し、施工技術を試される

楽しいやりがいのある工事内容になっています。

 

今までは、工事監督の出番がなかったスタッフブログに、皆様の要望が強く寄せられました。

担当工事責任者との意見交換もでき近日、ブログデビューする事の約束も取れました。

工事スタッフのブログデビュー。暖かく、見守っていただければ、幸いです。お楽しみに。 🙂 

 

 

 

 

 

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