自然素材を生かした「こだわりの家」
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スタッフブログ 2025.04.14

自然素材は、話題の「断熱・調湿」を助けてくれる

 こんにちは。

瀧口建設スタッフの金子です。

昨日の浜松は珍しく一日中、土砂降りの雨でした。そろそろ桜の入学シーズンも過ぎ、

新年度の生活も本格化するといった所でしょうか。

 

 

 時に、家を建てる際に、『素材』について気にしたことはありますでしょうか。

近頃は建材も品質が良くなってきて、高品質の部材からエコノミーな部材までありますが、

断熱性能も年を追うごとにで少しずつ少しずつ良くなっています。

 

 

 これらの部材は性能を数値にするのですが、その計算にあまり入れないものもあります。

そこに入る事の少ない、自然素材について、今回少し書いてみようと思います。

性能に、匂いなんかは入らないですし、足を乗せた時の質感や温度感も入らないところではあると思います。

 

 

  • 【湿気を吸って吐いてくれる自然素材】

 

 木はそもそも生きています。

かつては幹の中で水を運んで、葉っぱの先まで水と一緒に栄養分を行き渡らせていたので、幹の中に水の通り道や貯蓄するポイントが備わっています。

ちょっと面白い実験装置を見てみましょう。

 2つの密閉されたボックスがあるのですが、両方共にコップに水が張ってあります。

従来であれば密閉空間なので、左のボックスのように蒸発した水で中が結露して曇っています。

どちらのコップからも微量ずつ水が蒸発しているのですが、右のボックスには木で囲まれているため、

それを吸収・調湿してくれます。

 

 結果、左の湿度は94%と出ていますが、右は62%と出ています。

湿気を少しずつチャッチして調湿機能が働いています。

湿気のむんむんする時期というとやはり、あと数か月で訪れるあの梅雨の時期が大きいですよね。

暑くじめじめと続く雨の日でもある程度湿気をとってくれると助かるものです。

 

 

  • 【木には細胞が残っているから温かい】

 

 また、圧着した合板と違って、無垢の木には、製材した後でも、空気や熱を蓄える仕組みが、いきています。

無垢の木って、触るとすぐに、結構暖かいんです。

これは『床』や『窓枠』や『階段』や『手すり』など、触った時に少し温かみを感じる部分でもあります。

少し気になる方は、家の中で一点だけ、無垢の木を使った家具や小物を入れてみると面白いかもしれません。

最も、家具ですと、少しだけ塗装してある場合もありますが。それでも、そこだけ少し変わった空間となるかと思います。

また、ほのかにいい香りも香ってきそうです。

 

 というわけで、今回は自然素材・無垢の木について書いてみました。

参考になれば幸いです。

 


 

設計 金子

浜松市在住 趣味は音楽・釣り・フットサル等

お客様の要望を叶えるため、日々、尽力中です。

 


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