社長ブログ 2021.09.14
築53年 土壁造りの建物に、制震装置を装着
今回の建物は、土壁が採用されていて、築年数が53年
精密診断の結果は、明らかに脆弱と判断され、補強計画をどの様に
計画するか、スタッフと協議を進めてきました。
通常は、がっちり固めて、地震の際に耐えうる補強をしていきます。
地震に耐えうる耐力壁を設置していく考えです。
今回は、スタートラインで、方針を変えています。
耐震補強を、制震技術を取り入れ、地震エネルギーを減衰する考え方です。
今回は、与えられた条件の中で、土壁を生かしながら、耐震補強を
制震技術を導入して、建物に負荷を与えない工夫をしています。
大きな地震エネルギーを減衰させ、柱・梁等、構造材の破断現象を防ぐ対策を考えて
います。土壁を生かしつつ、制振装置を構造力学分析実施して、制振装置を建物に
装着していきます。
今回の耐震補強は、tokai-0 補助金対象にもなっています。
公的機関の検査対象で、工事が進んでいます。
建物の健康診断。精密診断を行っています。ご興味ある方は、どうぞ
こちらからお問い合わせください。