社長ブログ 2021.08.23
包丁を研ぐ
東京オリンピック選手の中に、集中力を高める目的で、
包丁を研ぐという選手が何人かいる記事が、目に留まりました。
戦国時代ならば、武士の魂の刀を研ぐになるような感じですが、
平和な現代。料理包丁を研いで、精神統一を図る。
使い方によっては、凶器となってしまう刃物。研ぎあげると
魂が入り込む。その様な感覚に近いものを感じます。。
月曜日の早朝。まだ暗い闇夜の時間帯。奥方は、寝静まっています。
何を思ったか、包丁を研ぎたくなり、久しぶりに、文化包丁・刺身包丁
研いでみました。砥石は、棟梁から譲っていただいた、仕上げ用のカンナ用の砥石。
研ぎあげると、やはり切れ味抜群。
冷蔵庫から、試験切り。キャベツの千切りがいっぱいとなりました。
集中力を高める。研ぎ渡る包丁の刃を見る時、刃先の光具合が、切れ味に
繋がっている。
切れる仕事が出来ているか。個人的には、まだ研ぎ方が足りないような
気持ちがしています。