社長ブログ 2021.08.16
『火(ひ)熨斗(のし)』をかける。
毎朝、朝礼の際、仕事内容に気づきのポイントを話しています。
スタッフブログで、社員が書き込みしてくれたので、改めて
話内容に触れてみたいと思います。
紙幣にアイロンをかける。
本来は、アイロンではなく、『火(ひ)熨斗(のし)』をかける。が正解です。
アイロンの無い時代には、着物のしわ伸ばしに使った道具との事です。
本来は、衣服のしわ伸ばしに使う道具で、紙幣に対しても、使用して
しわだらけの紙幣を新品札の様に、しわ伸ばしをする。
つまり、お金を大切に扱うことを表現しています。
お金に嫌われると、生活できなくなります。
お金を大切に扱い。生きたお金の使い方をする。
使うときには、けちけちせず思い切って使用する。
物は生きている、大切に扱えば、生かされる。
粗末にあつかえば、生かされなくなってしまう。
そもそも,金銭を大切にすることは、ほんの一面の事であり、
本当に大切にすることは、無駄に使わぬことであり、金銭を生かして
つかうことである。これが一番重要な点である。
社員に対しては、お金を大切に扱う事。使うときには、思い切って使う事。
しっかりと説明したつもりです。
このような考え方を、『万物生々』と表現されています。
金銭は、その人の努力に正比例して集まって来る。かねは、喜んで働く人に
自然に恵まれる。欲のあるあるだけ差し引きされる。
教訓として、学んでいます。