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社長ブログ 2021.02.13

一般公開しています。床温度を体感してください。

 

 

【冷暖房のランニングコストを考える。】

二週間かけて作成した見積書を提出してきました。凝った内容であったので手間暇かかりました。

計画案に対して、条件があり予算との費用対効果。難しい判断を要求されます。詳細は、精査していただき、結果を待つ事になります。決まってくれると大変うれしいですが。・・・期待しています。

 

話の中に、共通の課題として冬の寒さ対策に、話が及びました。

 

建物の規模が大きく、常に使ってない部屋がある場合、冷暖房をどのようにしていくか、エアコン、床暖房システムを設備導入して、ランニングコストをかけて維持していく。月あたりに3万円以上もかけるような冷暖房システムでは、経済的ではありません。使わなくなります。お勧めは、パッシブエアコンの採用です。30坪の建物で、温熱環境が HEAT20 G2レベルの建物でしたら、光熱費が、3000円~5000円程度で収まります。お財布に優しい全館空調システムとなります。

 

住宅設計に際して、設計する優先順位として、まずは、長期にわたる建物寿命を延ばす、耐震設計。忘れているころにやって来る地震対策は、必須条件となります。耐震等級3が目指す指標です。そして、置き去りにされがちの温熱環境。これが大きなポイントとなります。

 

現在一般公開中の建物は、天井裏からの立下りダクトを断熱材で囲み、ラッキング処理してあります。床下に暖気がしっかり送られているんでしょう。今回の建物のは、想定以上に、床が温かい状態です。

断熱材で囲んで、ラッキング処理。この異質なダクトの出現が意外と建物に違和感なくきれいに収まり建物に融合しています。ラッキングされた立下りダクトの存在感が高まっている印象です。

 

言葉で表現しにくい床の温度。床下送風温度25℃に対して、厚さ30mm

床板に床温度24℃キープされています。興味ある方は、是非とも、体感されることをお勧めします。

直接体にあたらない、冷暖房システムです。パッシブエアコンです。

本日と明日2日間 一般公開しています。

 

『森町 木の平屋 リセット住宅』

日程   2月13日(土) ~ 14日(日)

場所   周智郡森町城下477-4

マップ情報は、こちらからどうぞ。

https://goo.gl/maps/5Tee4BR8jtZbnSP5A

 

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