社長ブログ 2020.11.25
【問い合わせのお客様に感謝】
コロナの影響で、建物関連のイベントが縮小され、見学会等、下火になっています。
そのような中で、お客様の動きは、結構活発な動きを見せています。
問い合わせされる方が、夏の時期に比べ増えてきている現実を感じています。
大きな金額の動く建物計画。慎重さが要求されています。
建物計画には、検討事項がいくつかあり、資金計画、建物規模、建物外観、スタイル、
間取りプラン、素材。忘れてはいけないのは、地震対策そして、温熱環境。
今回は、12月直前にして、寒さ対策に、視点を当ててみたいと思います。
冬の時期、暖房をどのように確保していくか。要検討事項です。一般的には、電気エアコン
を採用プラスして、床暖房システムも、検討されます。
弊社の建物においては、全館空調システム【パッシブエアコン】を推奨しています。
弊社施工の建物においては、パッシブエアコンの採用率がかなり高い状況です。
年間棟数の8割は、パッシブエアコン採用されています。
パッシブエアコンは、蓄熱理論が大切であること感じます。温かい熱を逃がさない発想。
建物の断熱性能が低いと熱が逃げてしまい、効果発揮出来なくなります。性能の良い建物
には、パッシブエアコンは、成果発揮してくれます。建物性能値で、建物価値の判断できま
す。建物性能値は、HEAT20 G1、G2レベル UA値0.56が、基準となっています。
気密性も、確保しなければいけません。C値0.5を切ることも条件に加わってきます。
弊社においては、お引き渡し建物の温熱環境を測定しています。各部屋の温度。湿度。
当日の測候所データと比較して、どの様な違いがあるか、測定する。建物性能を把握する。
いわば、建物の燃費計算することが、重要であると考えています。
新築の場合は、完成後だけになってしまいますが、大規模リフォームの場合は、ビフォアー。
アフター。それぞれ測定実施します。温度取り測定を実施します。
単純な作業ですが、大変重要なポイントとなっています。