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社長ブログ 2020.10.07

『建替えかリフォームか?』 迷ったらどうするか。

 

【建替え か リフォームか 迷ったらどうするか。】

 

弊社にお問い合わせされるお客様の中で、いろいろ検討した結果建替えを決めていたけれども、

リノベーションして、金額を抑えた大規模改修工事(リセット住宅)を知りたい。

話を聞きたいという方が多くお問い合わせがいっぱい来ます。

 

日本住宅の一般的建て替え時期は、海外の建物、特に西欧諸国に比べ短い期間で建て替えが

進んでいます。海外の建替えスパンは、150年近くとの事です。

日本の住宅の建て替えスパンは40年切っています。

 

根拠としては、法定耐用年数が、関係しているかもしれません。

 

「法定耐用年数」とは

「日本の固定資産税評価による償却期間」のことで、実際にその家を使用した年月日を

示すものではなく、税法上の耐用年数を示しています。

つまり日本では、税法上では

  • 木造住宅なら20~22年、
  • 鉄骨造なら19~34年、
  • 鉄筋コンクリート造なら47年

 

経過すれば建物の価値がゼロになります。

一般的に「住宅の寿命」としてこの法定耐用年数が用いられることが多いようです。

 

また、戦後、昭和56年以前の高度成長期に建てられた建物は、建築基準法令が脆弱であり、

冬寒くて夏暑い建物が一般的建物になっている現実があります。

 

50年も経過したら、一般的には、使命を終えて、建替えにする。それが今までの考えであったはずです。

ところが、建築技術が、進み、古くても、しっかりした補強計画に基づく、蘇らす大規模改修工事においては、

不可能とみなされていたリノベーション工事が、可能となって来ています。

 

国も、空き家対策として、建物を放置せず、補助金にて、建て主様をサポートしていただけます。

税法も、建物評価を見直すことなく、当初建物から、減価償却継続され、固定資産税の軽減化も

適用受けます。

 

難しいのは、補強計画を立て、工事する工務店の業務が大変。

間違いなく。面倒くさい工事の連続となります。

工期も長く。リフォームといっても大きな金額が必要となってきます。

 

いろんな条件が重なって。建替え新築にするか。リフォームで進めるか。簡単には、結論は出ません。

 

中には、建替えが出来ない建物。また、建てられた、ご両親の建物解体許可が

得られないなど、幾つもの条件によって、建替えか、リフォームか。

結論を出さなくてはいけない状況になります。

 

この2つ結論に正解は、ありません。

状況分析して建物計画を確定する。健康診断して、建物状況を把握して、

法適合をチェックして、.資金計画を確認して、最終決断をする。

難しいけれども、慎重な判断が要求されます。

 

まずは、人間の体と同じ、健康診断。

建物精密診断を実施して、問題点を浮き彫りにして、建物判断をしていく事が

大切であると考えます。

 

どうするか迷ったら、まずは、専門家の意見を聞いてみると、回答が見えてくると思います。

まずは、お問い合わせをしてみてください。

瀧口建設株式会社

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