社長ブログ 2020.03.05
住宅計画には、体力が必要です。
この所、つくづく思います。現在打合せ中のお客様。
ご主人様は、仕事勤務の為、時間制約があり、メインの打ち合わせを
乳飲み子を抱えた奥様が、窓口打ち合わせに、参加されています。
数千万円のお買い物の打ち合わせ、夢と希望に満ちた打合せのはずですが、
土地の問題。図面の問題。建築的法制約の問題。資金計画の問題
幾つもの、難問題を奥様と打ち合わせをしながら、解決策をひとつづつ
確認して前に進んでいる状態です。
ひとつ、解決すると、次の問題点がまた発生し、かなり落ち込む場合も
多々あります。今回のお客様(奥様)は、考え方が、ポジティブ 楽観主義者
物事を冷静に判断され行動されています。
私も、かなり助けられています。
女性と男性と比較して、女性のお客様は、辛抱強く、根気のある方が多いです。
男性は、あきらめ傾向が強いような感じです。
私の建築に対する向き合い方として、
【 運鈍根 】
成功するには、幸運と根気と、鈍いくらいの粘り強さの三つが必要である。
この考えがあります。
これは、
【 鈍感力 】にも繋がります。
なにも、感性の鈍い状態になれをお勧めしているのではなく、
家造りは、大きな買い物。あまり小さなことに振り回され、
大元を見失わない事を意識しています。
木を見て森を見ずの状態は、良くないと思います。
住宅計画には、体力が入ります。
精神的につかれます。そんな感じがします。