社長ブログ 2020.01.30
県外からの問い合わせのお客様が、『ひのきの家』見学希望にて、来場されました。
弊社は、天竜無垢の木 ひのきの家にも所属しており、モデルハウスを拠点に、営業展開しています。
お客様は、県外のお客様。遠方よりのお客様でした。
お客様のお話を伺うと、すでに建物は、完成して築年数は、10年にも満たない状況のようです。
建てられた建物は、新建材を多用されており、お客様は、化学物質過敏症が原因で、生活にも
支障をきたしている状況のようです。
新建材には、接着剤。塗装。防腐剤成分の中に、ホルムアルデヒト。化学物質が多用されている
場合が多々あります。防蟻処理の薬剤は、人体に影響与えてくる成分も、多くあります。
住宅に失敗したと嘆いておられました。お話を伺うと、絵にかいたような、薬害の建物に
入居されて、苦難されている事実を知りました。
これから出来る対処方法については、建築技術者としてアドバイス出来る事は、具体例含め、
ご助言申し上げました。
お客様は、敷地内に、化学物質の無い建物を、子供世帯建物として、計画されています。
建物の話が、木材、建材の違い。化学物質を使用しない建物造りの話に、熱を帯びた
会話が続いていきました。
昭和時代の家造りと現在の家造りは、設計理論がまったく違います。
与えられた予算の中で、どの様な家造りを目指していけばよいのか。
永遠の課題といえます。
知っていただきたいと思います。
化学物質の建物を建築され、生活に困り、住めない住宅で、困っている方が
想像以上に多い事を、現実と受け止めていただきたいと思います。
大きなお金の動く住宅建設。今一度、真剣に、基本を見直していただきたいと
思います。