社長ブログ 2019.06.20
建物を改修工事依頼を受け、建物の健康診断を行いました。
建物精密診断です。図面も存在しておらず、現場で、状況確認していきます。
● 柱、筋違状況
● 屋根裏、床下状況
● 基礎状況
幾つもの確認作業を行い、建物のバランスを見ていきます。
重要な点は、建物重心位置と剛心位置をしっかりチェックしていきます。
力学的に、パソコン内部にて、震度6から7程度の地震を起し、どの様な建物状況になるか
シュミレーションを行なっていきます。
昭和56年以前の建物は、強度に大きな差があります。
昭和56年には、建築基準法が大幅に改正され、昭和56年前と後では、大きく耐震強度が違います。
現在の建物基準に比べ、耐力壁の量、また耐力壁のバランス配置上の図をご覧いただくと、違いがはっきりと
解ります。
弊社の取組として、補強計画にて、評点を1.5まで上げる事を目標値として、施主様提案をしています。
この手法は、静岡県耐震補強基準に基づく、申請手続きを取り入れています。
弊社は、この手続きを大規模リフォームにも採用し、国土交通省に、補助金申請。また断熱性能を高め
断熱リノベとして、環境省からも、補助金採択受けています。
地震対策は、人命を守るを基本として、その実施具体例としては、耐震補強工事があります。
大きな地震が発生した時、現在の建物が、どの様な状況になるのか、力学的判断が可能です。
まずは、我が家が、通信簿の点数が、どの程度になるのか、診断されることをお勧めいたします。
お問い合わせいただければ、建物リフォーム計画案として、御提案申し上げます。
セミナーも行なっています。
こちらをご覧いただければ、参考になります。どうぞご覧ください。
https://mbp-japan.com/shizuoka/takiguchi/seminar/2200614/