社長ブログ 2022.03.25
パッシブエアコンの断熱区画と配管ルートの検証をしています。
建物は、間取りによっていろいろなパターンがあり、
エアコン本体より、ダクト計画は、緻密な計画が求められます。
建物完成後には、多少のルート変更の微調整も求められる場合も
有ります。
全館空調システムは、断熱区画⇒配管ルート⇒リターン・・・・
経験則も必要だと感じます。
パッシブエアコンは、床下に暖気を充填させます。
床全体を温めます。プラスして、室内にも、暖気を送り込みます。
この組み合わせの微調整が匠の技に繋がってきます。
エアコン本体は、フル回転させず、エコ運転で、光熱費を抑えつつ
性能を確保する巡行運転を目指します。
与えられた、設定の中で、使用されるユーザー様においても
パッシブエアコンの活用術をマスターされると、
大変楽しい全館空調システムを体感できるようになります。
システムを理解して、蓄熱される素材にも研究をされていくと
寒くしない為の家造りのポイントが見えてきます。
寒ければ、壁掛けエアコンを取り付けて作動させるだけでは、
物足りないと思います。
技術的な検証が大事と解って来ます。