社長ブログ 2022.03.10
弊社は、新築及び大規模改修工事の建物計画に際して、耐震と温熱環境を
重要視しています。
まず耐震に関しては、新築においては、評点1.5が前提条件で
HEAT20 G2が基本です。
リフォーム工事につきましても、耐震等級3レベルを目指した家造りと
なっています。
ここまでは、どこの建築会社も、目指すところは、皆同じだと思われますが
強調したいのが、温熱環境の蓄熱です。
素材を考慮して仕上げ材に無垢の自然素材を利用する事により
断熱効果がかなり高く成果を上げることが可能となっています。
事務所内においては、簡単な実験をしています。
2枚の小さな床板サンプルを、冷蔵庫内に置き、冷蔵庫から取り出した
その時の表面温度どの程度違うものか、簡単な実験をしています。
実験をしています。
冷蔵の中に入れておいた、『桐板』と『一般的なフローリング』
冷蔵庫から取り出し、板の表面温度測定をしてみました。
桐板 ⇒ 15.6℃
フローリング ⇒ 10.4℃
温度差 5.2℃
床素材を変えるだけでも、かなりの効果が期待できる簡単な実験です。
実は、この床材選択とパッシブエアコン搭載が大きく繋がっている事が
解って来ます。