社長ブログ 2020.10.21
【階段の納まり 第2提案で決着】
森町の現場 階段施工で、慎重な対応を求められています。大規模改修工事 築47年の建物
施工した大工さんは、技術力ある匠である事が、肌で感じる施工をされています。
今回は、しっかりした建物に、さらに手を入れ、構造耐力を強化し、断熱性能を高める工事に取り組んでいます。
通常建物柱の長さは、10尺 3.0mが基準ですが、今回の建物は、柱が長い 12尺 3.6mあります。
スケルトン解体で、状況が見えてきました。今回は、階段を掛け、ロフト空間を造ろうとしています。
与えられた空間で、上りやすい階段にする為に、知恵を絞り打合せ図面を清書して、落ち着いたと
思ったものの、納得がいかず、セカンド提案 第2案作成して、決着。方向性が決まりました。
良かった。納得できる階段割となりました。住宅に適用される階段寸法は、蹴上230以下 踏面150以上。
但し、この寸法では、上がり下がりが、しずらい階段となってしまいます。
階段形状は、多少変更させていただきました。苦肉の策ではありますが、完成度を高める、
技術的納まりの配慮。良い成果となってくるはずです。